このページでは1993年以降のエフェクト・システムを紹介しています。


各エフェクターの画像をクリックすると→にそのエフェクターのコメントが表示されます。ディスプレイ環境に合わせてフレームのサイズを見やすいように変えてご覧ください。




fringe tritone 2006/5/6
PERSONZ 2006/12/10〜

fringe tritoneのTOMORROW TOURではVOXのTONE Lab SEに代わり、ZOOMのフロアータイプのマルチエフェクターG9.2ttが使用されました。このZOOMのマルチエフェクターG9.2ttは開発開始当初から多くのリクエストとアドバイスをしていたとのこと。基本的な音色はVOXで作った音色をそのまま踏襲して使用していた様です。DHP-33のコントロールもこれまで同様足元のG9.2ttにて行っています。
試験的な使用であった様でfringe tritoneではTOMORROW TOURのファイナル下北沢公演からは再びVOX TONE Lab SEに変更になりましたが、PERSONZの2006年12月10日の新宿LOFTライブからはPERSONZ用のセットとしてこの組み合わせを使用しています。

NEW EFFECTS!
ZOOM G9.2tt










fringe tritone 2005〜

2004年7月29日の表参道FABのライブよりVOXのTone Lab SEに加えDigitechのDHP-33が追加されました。その後2005年にはワイヤレスがREXERからSAMSONに変更されています。DHP-33は「Hanagara Jelly fish」のイントロのハモリや「真空」での幻想的なストリングパッドとアバンギャルドなアルペジオ・ソロに使用され、fringe tritoneの楽曲にさらに彩りを加えています。尚DHP-33はTone Lab SEのエフェクトループにインサートされ、歪みの前に位置しています。プログラムチェンジもMIDI対応機であるTone Lab SEから行っています。












fringe tritone 2004/5/28

fringe tritoneではDigitechのフットマルチGNX-3のみを使用していましたがこの日のライブからは新兵器VOXのTone Lab SEに変更になりました。いわゆるモデリングマルチであるところはGNX-3と共通ですが回路の一部にチューブを使用するなどそのサウンドが評判の高いエフェクトです。特にクランチ系の音色には強いようです。Ai+BANDではこの日以降もDigitech GNX-3が使用されており、バンドの求めるサウンドに応じて機材を使い分けていると言えますね。fringe tritone、Ai+BAND共にこの他にREXERのワイヤレスVXR-800Dを使用しています。

NEW EFFECTS!
VOX Tone Lab SE









fringe tritone 2002/10/21〜12/31
Ai+BAND 2003/4/10〜

fringe tritoneでの機材は初ライブの02/10/21以降、GITANEのライブでおなじみのラックシステムは使用せず初登場のDigitechのフットマルチGNX-3のみを使用しています。(活動の中心であるイベント出演での機材転換等を考慮した結果?)
アンプもジャズコーラス(JC-120)を使用したり、ハイワットのスタックを使用したりハイワットのヘッドにマーシャルキャビネットの組み合わせだったりと会場に合わせてs様々な選択をしていますが、最小限の機材で、さらにアンプが違おうともいい音を出しているのはやはりさすがですね。尚GNX-3は11/4のGITANEのアコースティックライブでP-PROJECT製のエレアコAIとの組み合わせで使用されていました。

NEW EFFECTS!
DIGITECH GNX3








GITANE TOUR 2002 FLOWER IN THE DARK〜

最近のライブで活躍していたLINE6のフィルター系エフェクターFM-4がラック版のFILTER PROに変更されました。
この変更によりこれまでよりも多くのパッチを使用でき、MIDIのプログラムチェンジも可能になりました。またFM-4はシステムとは別に足元に置かれ、アコースティックセットで使用されました。またワイアレスが再びREXERに戻っています。


NEW EFFECTS!
LINE6 FilterPRO





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buG LAST GIGS 2001/12/30.31

今回のbuGの機材はいつものラックシステムは使用せず初登場のDigitechのフットマルチGNX-2を中心にしたシステム。
アンプもハイワットではなく久々のジャズコーラス(JC-120)を1台のみ使用。トーカーはカーペンターズのカバー等で超効果的に使用していましたね。
LINE6のFM-4はアバンギャルドなノイズ担当。LOVE SUICIDEでは思いつくままランダムに踏んでいるように見えました。最小限の機材でも効果的かつ、いい音を出していたのはやはりさすがです。

NEW EFFECTS!
DIGITECH GNX2








GITANE LIVE 2001/11/3

これまでTALKERが入っていたポジションにNYでのアルバムレコーディングに使用された(桐生でのクリニックの桐生2日目でも使用)LINE6のフィルター系エフェクターFM-4が導入されました。またワイアレスが氷室京介のONE NIGHT STANDツアー(BHOツアーでは未確認)でも使用されていたSAMSONのワイアレスに変更になりました。
その他基本的な部分は変わっていません。


NEW EFFECTS!
LINE6 FM-4





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GITANE LIVE 2001/1/27

氷室京介の「BEAT HAZE ODEYSSAY」ツアー前にラックの再セットアップが行われワイヤレス2Uとエフェクト12Uという構成になりました。
基本的なエフェクトの内容などは変わっていないようですがそれまでラックの上などに置かれていたDIGITECHのTALKERとZOOMの504がラック内部にマウントされています。また増えたLOOPの不足を解消する為か、それともバックアップ用かD.M.C.のGCXが一台増設されています。




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GITANE TOUR 1999 WE WILL BREAK YOU

基本的にはそれまでと変っていませんが、増えた使用ギターに対応する為かワイアレスが2台になり、BOSSのコンプレッサーが外されました。また画像にはありませんが改造MILK BOXのとなりのスペースにはMIDIのスルーBOXが見えます。
さらにこれまではエレアコ用として使用していたと思われるZOOMの504がエレキにも使用されるようになりエレアコ風の独特なクリーンサウンドがいろいろな曲で効果的に使用されています。


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buG 1998/10/31
Sham-on 1998/12/1
GITANE 1998/12/15

ワイアレスがいつものREXERに戻り、発売直後のニュー・エフェクトDIGITECHのQUAD4がいち早く追加されました。またZOOMの504がラックの上に置かれ、おそらくP-PROのAIの専用エフェクトとして使われていたのではないかと思います。
記憶が定かではありませんがエレアコを使用したということはBOSSのLS-2もラック上にあったのかもしれません。 
ラックの上にはライブによって置いてあるものが違ったりするのでけっこう謎のスペースだったりします。(笑)


NEW EFFECTS!
ZOOM 504 ACOUSTIC



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98/12/1のSham-onと12/15のGITANEでは504はセッティングされていませんでした。




氷室 京介
Tour ONE NIGHT STAND

基本的には前回のCRIPTONのサポート時と変わっていませんがワイアレスが変更になりコンプレッサーにBOSSのCS-2が再び使用されています。またTALKERはどうやらGCXのループにセットされたようなので今回は足元ではなくラックの上に置かれています。
アンプはアリーナ・クラスの会場を考慮してかHIWATTの 100W スタック・タイプに変更されました。


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buG 98/5/20 nest

このライブでの毅さんはいつものラックシステムを使わず、すべてフットタイプのエフェクターでした。とはいえ今のフットタイプのマルチエフェクターは昔と違ってものすごいですが。(^^;
「BUG IN THE HEAD」のレコーディングでも使われたZOOMの8080のループにデモテープなどのレコーディング等でお気に入りのSANS AMPをいれて使用していたようです。
このシステムでもバッチリたくさんのサウンドを聴かせてくれました。要するに使う人次第ってことですね。(笑) 
 [8080 画像協力 えば
]  


NEW EFFECTS!
ZOOM 8080






CRIPTON 98/4/24

このライブからニュー・エフェクト、DIGITECHのTALKERが追加されました。それによってバックコーラスとTALKER用に2本のマイクが用意されていました。
さらにこのライブからアンプが長年メインアンプを務めたROLANDのJC-160からHIWATTのSA-112”BULLDOG”にチェンジしました。
 [TALKER 画像協力 えば
]


NEW EFFECTS!
DIGITECH TALKER



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VERSUS

かなりの試行錯誤を経て落ち着いたと思われるこのシステム。PERSONZの時に比べ非常にシンプルで各エフェクターの役割がはっきりしているシステムだと思います。基本の音色はカメレオンとTSR-24Sの組み合わせでつくられており、歪み系のサウンドは以前の毅さんのサウンドよりもハードになったと思います。
その他のエフェクトは主に特殊効果用となっていて、コンプレッサーのみコンパクトエフェクターを使用しています。PERSONZの後期から兆しはありましたがVERSUSの毅さんはワウとフェイザーをよく使っていたような気がします。
他にもTSR-24SのホールドやZOOMやDHP-33を使用した時に美しく、時にアバンギャルドなサウンドにライブを観るたびにノックアウトされました(^^)


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★1 ラックの上には時期によってBUZZ BOX等がのっていたりする。
★2 VERSUS初期のコンプレッサーはChandler(Vestax?)
★3 VERSUS初期のフットコントローラーはパッチチェンジにD.M.C のGROUND CONTROL&GROUND LINK、
ホールドには DIGITECH PMC-10またはMC-2を使用。




SESSION

PERSONZ脱退後からVERSUSまでの間は”必要最小限の機材で効果的なサウンド”をコンセプトにいろいろと試行錯誤していた時期のようです。実際この間の機材は観る度にけっこう変化していました。とはいえごめんなさい、よく覚えてません(笑)
だいたい4U程度のラックシステムでメインのプリアンプはARTのSGX-2000を使用していたり、DIGITECHのGFX-1を使用したりしていました。その他はBOSS RPS-10やDIGITECH IPS-33Bもラックに入っていました。
「SUPER SESSION in NAKANO」の時はPMPのループ・バッファーなんかも足もとにあったなあ・・・。